宇宙、日本、練馬

映画やアニメ、本の感想。ネタバレが含まていることがあります。

アニメ

〈超人〉はそこにいる――會川昇『超人幻想 神化三十六年』感想

読みたい読みたいと思っていた會川昇『超人幻想 神化三十六年』をようやく読みました。いつの間にやら『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』は二期がはじまってるし世界のスピード速すぎる。以下感想。

「特別さ」と二つの涙 ――『響け!ユーフォニアム』感想

落ち着いたらみようと思っていた『響け!ユーフォニアム』をみました。ノックアウトされた。以下感想。

「死にたくない」こととヒーローであること―『傷物語〈Ⅰ鉄血篇〉』感想

『傷物語〈Ⅰ鉄血篇〉』をみました。新年初映画館。〈物語〉シリーズは原作未読、アニメも『偽物語』までしか視聴していなくて、あんまり熱心なファンではないんですが、面白かったです。以下で感想を。

2015年の回顧(と展望)

2015年もまさに暮れようという今日この頃、コミケだったり帰省だったり皆さま有意義な日々をお過ごしかと思われますなかで、僕は背水の陣いや四面楚歌いやいや絶体絶命みたいな状況に立たされており暮れも正月もねえって感じなのですが、まあひとまずシーザ…

変わる世界を抱きしめて――『たまこラブストーリー』感想

『たまこラブストーリー』をみました。ありがとうといいたい。以下感想。

彼女と彼女の街――『たまこまーけっと』感想

『たまこまーけっと』をみました。ありがとうと言いたい。感想書くのも野暮なのではというくらいに尊い気持ちなのですが、以下適当に感想を。

総てを震わす鋼の振動―『ガールズ&パンツァー 劇場版』感想

『ガールズ&パンツァー 劇場版』をみました。戦車道は人生の大切なことがすべて詰まっているということがわかってきました。以下で感想。ネタバレが含まれます。

『ガールズ&パンツァー』感想、あるいは「戦車道の誕生」

Twitterのタイムラインが『ガールズ&パンツァー 劇場版』に沸くのを見ていたらミーハーなわたくしめはぜひとも劇場に足を運びたくなってしまい、結果一日かけて録画を消化する運びとなりました。ミリタリーに全然興味ない僕でも大変楽しめたので、よかったで…

なぜ彼女は引鉄を引いたのか?――映画『ハーモニー』感想

「Project Itoh」の第2弾、『ハーモニー <harmony/>』をみました。原作を読んだのはもうしばらく前なので細部の記憶はあやしいですが、原作の結末をなぞりつつも、決定的な変更が加えられていたように思います。以下で感想を適当に書いとこうと思いますが、その変更さ</harmony/>…

「特別であること」の二つの意味――アニメ『氷菓』を貫く問題系として

アニメ『氷菓』について、全体を「特別/普通」という軸が貫いているんじゃないかなみたいなことをぼんやり考えていて、考えています。とりあえず今頭に浮かんでいることをメモ的に。

世界にハロー、君にサヨナラ――アニメ『血界戦線』感想

アニメ『血界戦線』最終話をgyaoでみました。春クールのアニメで唯一、リアルタイムで視聴していたので最終話が延期と決まったときは大層がっくりきたのですが、ともかくお蔵入りとかになることなく無事みられてひとまずよかった。アニメ版をなるたけフラッ…

アニメ『のだめカンタービレ』感想、あるいは漫画的表現と映像媒体のかみ合わなさについて

青春危険ドラッグであるところの『心が叫びたがってるんだ。』をみた成人男性の約半数が「ピアノを習っていたら人生変わったのに」との思いを胸に抱いたことはよく知られた事実ですが、僕も御多分にもれずピアノさえやっていたら心が叫びたがってる女の子を…

失われた魂を求めて―映画『屍者の帝国』感想

『屍者の帝国』をみました。原作既読だったのですが、そこから話の筋を大きく変化させていて、単なる小説の映像化以上のものをみた、という驚きが。いや、唸りました。以下で感想を。ネタバレが含まれます。

暗喩としての校舎――『リンダ リンダ リンダ』、『ここさけ』、「ライブアライブ」における日常性

青春とは支離滅裂さである―『心が叫びたがってるんだ。』感想 - 宇宙、日本、練馬 先日『心が叫びたがってるんだ。』をみて以来、ずっと心が叫びたがっている状態なので取るもの手につかずって感じです。はい。劇場でみてからなんとなく『リンダ リンダ リン…

青春とは支離滅裂さである――『心が叫びたがってるんだ。』感想

『心が叫びたがってるんだ。』をみました。なにこれエモい。青春と適切な距離がとれていない僕にまともな感想を書けというのは無理ぽよなのですが、とりあえず書いておきます。ネタバレが含まれます。

全体意志 2.0、あるいは『ガッチャマンクラウズ インサイト』の私たち

昨日と今日で溜まっていた『ガッチャマンクラウズ インサイト』を11話までみて、それとどうにも響きあう予感がしていた東浩紀『一般意志 2.0』を読むなどしていました。「ゆっくり ふかく」をひとつのキーフレーズにしている『インサイト』を一気見するのは…

一瞬のユートピアとその軋み―『マイマイ新子と千年の魔法』感想

『マイマイ新子と千年の魔法』をレンタルで視聴しました。『野火』を観たときに予告が流れた『この世界の片隅に』が強く心に残っていて、それで片渕須直監督作品をmてみよっかなと借りてみたんですけど、なぜこれを今まで見てこなかったのかと激しく後悔し…

折木奉太郎の死角――アニメ『氷菓』「愚者のエンドロール」編感想

夏なので『氷菓』、「愚者のエンドロール」編が見直したくなり、みていました。確かな良さがあった。せっかくなので適当に感想を書き留めておこうと思います。

仮想/現実世界の「つながり」―アニメ『serial experiments lain』感想

U‐NEXTの無料期間が残ってるうちになんか見とこうかな、と思って名作と名高い『serial experiments lain』を視聴しました。1クールだしすぐ見終るっしょ、みたいなことを考えてて、いや確かにすぐ見終ったんですけど、どっと疲れました。なんかよくわからん…

恋心を見つけ出す―『海がきこえる』感想

『海がきこえる』をみました。観るのはかなり久しぶりだったのですが、やはりとてもよかったです。せっかくなので感想を書き留めておこうと思います。

循環する喪失と獲得―アニメ『進撃の巨人』感想

実写版の流れで今まで長らく録画してしっ放しになっていたアニメ版『進撃の巨人』をみました。いやー、流石にヒットしてるだけあって面白かったです。一気にみてしまった。以下で適当に感想を。

思いに足を引っ張られ、思いに救われる―『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』感想

『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』をみました。細田守監督作品ってことは知ってはいたんですが、今までみたことなかったんですよね。『サマーウォーズ』がセルフリメイクみたいなもんだってのは聞いていたので、『デジモン』全然みたことな…

仲間を失ってなお、前に進めるのか?――『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』感想

『バケモノの子』を見て細田守監督作品を見返したくなってきたので、とりあえず『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』をみました。多分2年ぶりくらいの視聴な気がします。せっかくなので適当に感想を。

孤独はきっと分け合える―『バケモノの子』感想

『バケモノの子』をみてきました。すごかったです。すごかった。以下で感想を。ネタバレが含まれます。

一ノ瀬はじめは塗りつぶされるのか?―『ガッチャマン クラウズ インサイト』#01「contact point」感想

『ガッチャマンクラウズ インサイト』1話、「contact point」をhuluで視聴しました。『クラウズ』後の世界で、どんな物語が展開されるのかっていうのがめっちゃ気になってテレビ放映まで待てず。これからどうなるか、まったくわからないんですが、とりあえず…

コナン映画めっちゃ面白かったよという話―初期『名探偵コナン』劇場版7作感想

Huluで配信されてる『名探偵コナン』劇場版をだらだらみていたので感想を書き留めておこうと思います。致命的なネタバレは書いていないつもりですが、完全にネタバレ回避しているわけではないのでご注意を。すべて再見ですが、いつぶりかわからないほどでほ…

違う仕方で未来を選べ――『攻殻機動隊 新劇場版』感想

『攻殻機動隊 新劇場版』をみました。『ARISE』の正統な続編にして完結編という感じで、『ARISE』シリーズを追いかけてきたのがなんだか感慨深くなるような作品だったなと。面白かったです。以下で簡単に感想を。ネタバレが含まれます。

『攻殻機動隊 新劇場版』公開前夜!25周年記念オールナイトイベント トークショーレポ

攻殻機動隊 新劇場版 - [公開前夜!オールナイトイベント]... | Facebook 昨日から今日の朝方にかけて行われた「攻殻機動隊 新劇場版」公開前夜!25周年記念オールナイトイベント”GHOST IN THE NIGHT”に行ってきました。今まで『攻殻機動隊』のアニメにかか…

青春は嵐のように―『台風のノルダ』感想

『台風のノルダ』をみました。『フミコの告白』の人が関わってるらしい、ぐらいの情報しか知らなかったんですけど、よかったです。以下で簡単に感想を。ネタバレが含まれます。

〈虚構〉に溶けていく「私」――『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』感想

新劇場版公開までもう一月もないんだなあ、とふと思って、なんとなく押井守監督『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を見返しました。何度見ても、やはり面白い。なかなか得難い静かなカタルシスがあり、すげえ映画だなあと改めて思います。以下で簡単に感想…

「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 68 『東のエデン』Special あなたが救世主たらんことを」神山健治監督、玉川砂記子さんトークショーレポ

昨日の夜から今日の朝方にかけて行われた、「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 68 『東のエデン』Special あなたが救世主たらんことを」に行ってきました。テレビ版放映から6年を経た今だからこそ、神山監督にお聞きしたいことがあったので、なんと…

200年前を生きた人々の視た世界―『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』感想

『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』をテアトル新宿にて、初日舞台挨拶の回をみました。よかったです。原恵一監督の映画をみるのは、『カラフル』以来。というか『カラフル』って5年も前なんですね。それはさておき適当に感想を。ネタバレが含まれます。

宮森あおいの辿りついた場所―『SHIROBAKO』感想

『SHIROBAKO』、見終わりました。よかったです。よかった。以下で感想を。

東京には幽霊が徘徊している―『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』感想

『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』をみました。TNGは今までスルーしていたのですが、パト2を想起させる本作は見てみたいという気持ちがあってですね。現在gyaoで無料公開されている総集編と7章のみ視聴した状態で見に行きました。結果として、…

灰色の地元、カラフルな東京―『SHIROBAKO』第8話「責めてるんじゃないからね」感想

今更ながら、先日(もう「先日」でもないか…)最終回を迎えた『SHIROBAKO』を見ています。評判の良さから気になっていたのですが、「業界モノ」っていうのでなんとなく敬遠してたんですね。しかし友人があんまり薦めてくるもんで、見てみたらめちゃくちゃ面白…

地球の鼓動は恋、火星の鼓動は愛―『アルドノア・ゼロ』感想

録画しておいた『アルドノア・ゼロ』を一気見。その感想を簡単に。

千反田えるの記憶と関谷純の「叫び」――アニメ『氷菓』「氷菓」編感想

折木奉太郎と千反田えるの未来について―『氷菓』についての論点整理 - 宇宙、日本、練馬 上の記事、なんだかよくわからないのですが意外なほど反響がありました。だからというわけではないのですが、『氷菓』についてだらだら考えていました。とりあえず今考…

守りたかった男、自由になりたかった男―アニメ『ガングレイヴ』感想

アニメ『ガングレイヴ』をPS3のアニマックスプラスで視聴しました。『ヨルムンガンド』のシリーズ構成をなさっていた黒田洋介さんつながりで見たいなーと思っていた矢先の無料配信だったので、渡りに船という感じでした。ゲーム版はだいぶ前にプレイしていた…

折木奉太郎と千反田えるの未来について――『氷菓』についての論点整理

先日、小鳥遊@g_fukurowlさんと『氷菓』についてお話しする機会があり、大変刺激を受けました。それから特に考えがまとまったというわけではないのですが、多分、今年度も僕は懲りもせず『氷菓』とか青春とかについて書き散らかしていくのだろうなと思うので…

外に出れない男たち――桐生冬芽・御影草時・鳳暁生の『少女革命ウテナ』

『少女革命ウテナ』についてちょっと書き留めておきたいことがあるので、適当に。古い作品なので多分、どこかで同じようなことを考えている方がいるとは思いますが、とりあえず自分の思考の整理のために。

死の商人は世界平和の夢を見るか?―アニメ『ヨルムンガンド』感想

再放送を録画してあった『ヨルムンガンド』を一気に見ました。一気に見きってしまうとは、それだけ面白かったということでもあって。大変面白かったです。見っぱなしもあれなので適当に感想を。

王子様の不在、はてしなき荒野―『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』感想

先日テレビ版をみた勢いのままに、ウテナ劇場版、『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』をみました。いや、これ、こんなのアリかよ、と。この展開が許されるとか許されないとかそんな次元はとっくに通り越して、むしろすごくいい、と思えるような作品世界…

いつか一緒に輝くための、最初の一歩――『少女革命ウテナ』感想

あしかけ1年くらいかけて、今日ようやく『少女革命ウテナ』を見終えました。最終回「いつか一緒に輝いて」を見終えた瞬間の胸の滾りときたら、それはもう、筆舌に尽くしがたく。創作物に触れて「言葉を失う」という体験をしたのはいつぶりだろうかというくら…

二人じゃなきゃダメなんだ―『カレイドスター』と『ヒカルの碁』についての雑感

先日、『カレイドスター』を2クール目まで見ました。1話みるごとに元気づけられる感じがし、もったいぶってちまちまみていたのですが、2クール目終盤は我慢できずに一気に観てしまいました。それほど引き込まれた。まだ全編をみてはいないのですが、ひとまず…

「こども」と「おとな」と「学校」と― 『花とアリス殺人事件』感想

『花とアリス殺人事件』をみました。岩井俊二監督の作品って恥ずかしながらぜんぜん観たことがなかったんですが、とてもよかった。作品の物語自体は瑣末な勘違いでドタバタする、ぐらいの感じだと思うんですよ、正直。しかし見終えたときに奇妙に心地よい感…

たとえ届かなくても、それでも「優しさの理由」が知りたい――アニメ『氷菓』における「謎」の位相

昨日、といか今日の未明、Twitter上で小鳥遊@g_fukurowlさんと『氷菓』についてひと盛り上がりしまして。それでちょっと思うところがあり、アニメ『氷菓』について思うところを書き留めておきたいと思います。chouchoの歌う第一期のオープニング曲から借りた…

「選ばれなかった者たち」の物語としての『STAR DRIVER 輝きのタクト』

先日寝る前に『STAR DRIVER 輝きのタクト』のサントラを聴きながらぼんやりしていたんですが、ふと、スタドラって「選ばれなかった者たち」が必死でもがく物語なんじゃないか、と思ったんですよね。なんでそんなことが頭をよぎったのかというと、それは多分…

密室から脱け出す夢をみる―『アルモニ』の学校空間

『ユリ熊嵐』から刺激を受けて創作物における学校空間について考えてみよう的なサムシングその2。今回は吉浦康裕監督の『アルモニ』における学校空間について、思うところを書き連ねてみようかなと思います。

学校と不可知の他者―『ブギーポップは笑わない』と『STAR DRIVER 輝きのタクト』における学校

ここ数日、物語における学校という場について、足りない頭を使って考えを巡らしていました。多分それは、現在放映中の『ユリ熊嵐』が「学校空間」という場を強く意識しているように感じたから。とはいえ、『ユリ熊嵐』を議論の俎上にのせるには材料が足りな…

「スキをあきらめない」ものたちの行きつく先は―『ユリ熊嵐』1話「私はスキをあきらめない」感想

『ユリ熊嵐』1話「私はスキをあきらめない」を視聴しました。ウテナを見終えてから...とか思っているうちに放送が開始されてしまったのであせりました。ウテナはあと5話を残すのみなんですが...。1話を見ただけではいろんなことがわからなすぎるので感想を書…