先日は台風で列島の天気は荒れ模様って感じでしたが、僕は群馬に遊びに行っていました。以下、適当に旅行の記録を書き留めておきます。
東京から友人2人と上越新幹線で群馬へ。だいたい遠出の時は青春18きっぷを使うんですが新幹線の快適さと速さたるや、近代って感じですね。近代はすごい。
9時過ぎ、上毛高原駅で下車。雨はそれほど降っていないし微風で一安心。駅から一歩出た瞬間に感じる秘境感。
レンタカーを借りて山奥へと向かう。一時間ほど山道を走って矢木沢ダムに到着。
到着したころには雨も止んでいてよい感じ。スケール感が狂っちゃうくらいの巨大さに笑う。矢木沢ダムが着工したのはちょうど高度成長の端緒ともいえる1959年、その8年後に完成。ダムに付随する資料館の説明によると、ここらへんは人跡未踏ともいわれる場所だったらしくて、工事の苦労がしのばれる。ダムの脇に佇む慰霊碑は無名戦士の墓の趣がある。実際、犠牲になった人の固有の名前はそこにはない。
その後、20分ほど車を走らせ、ちょっと下流にある奈良俣ダムへ。
これは下から見上げた写真ですが、ダムの上には売店・食堂と展望台がありました。ここにいたっていきなり雨脚が強くなり、とてもゆっくり歩いて近代の鼓動を感じる雲行きではなくなっていた。雨のなか、ダムの上の食堂で昼食。
この食堂含めみなかみ町内ではダムカレーなるカレーを名物として売り出しているんですが、僕は山菜うどんを食べました。カレーには厳しいので。そのことをこの一日同行者二人に責められ続けましたが信仰を曲げるわけにはいかないので。
その後、宝川温泉で日帰り入浴。この温泉旅館は治外法権って感じの雰囲気があり最高でした。写真は撮ってたはずなんですが見当たらず。治外法権。
我々が温泉で体力を回復させているあいだに天気も好転。山を下り市街方面へ。道の駅経由で名胡桃城址、みなかみ市を出て沼田市に入り沼田城址公園へ。真田丸ゆかりの地めぐりですね。
名胡桃城址は沼田方面を一望できて壮観。
沼田城址は城跡というよりも公園感が強かった。こちらも高台にあって、沼田駅を見下ろすような感じになっている。
という感じで近代から前近代へと遡行するような感じでした。この夏はもういっかいくらい気合い入れて遠出したいですね、もちろん青春18きっぷで。
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