『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY』をみたので感想。
ファーストライブも成功させ、波に乗る虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。スクールアイドルに憧れる短期留学生、アイラがやってくるなか、三船栞子は自身のパーソナリティがスクールアイドルに向いていないのではないかと思い悩んでいた。
2023年に劇場で公開されたOVA。メインスタッフは1期・2期と共通で、監督は『三ツ星カラーズ』の河村智之、シリーズ構成に『プリキュア』シリーズの田中仁、キャラクターデザインに『三ツ星カラーズ』・『波よ聞いてくれ』の横田拓己。
お話としては三船栞子の葛藤に焦点をあてた、テレビシリーズの追補という感じで、ドラマ的に大きな展開があるというよりはキャラクターの魅力を深めるようなつくり。スクールアイドル同好会も13人の大所帯なのでさすがにみんながみんな見せ場をもらっているわけではないが、極端に影が薄いキャラクターもいないのは良心的。
結構驚いたのが、劇中の新曲2曲「Feel Alive」と「Go Our Way!」がラップをフィーチャーしていることで、これまでの(少なくともわたくしの聴取経験と記憶では)『ラブライブ!』シリーズになかったタイプの楽曲になっている。とりわけ、冒頭、新曲と一緒に舞台となるお台場周辺のロケーションを映していくシークエンスは自信にみなぎっていて印象的だった。
エンドクレジット、実写背景にテレビシリーズでもエンディングを担当しためばちによるイラストが重なりあう演出もよかった。キャラクターの生きる世界とわたくしたちの現実が溶け合うような感覚は、たとえばライブなどに足を運んだりするとまた一層強まるのかもしれないが、それとは別の方法で、キャラクターと現実との距離を縮めてくれた気がした。
