あつい!
先月の。
印象に残った本
1冊選ぶなら吉見俊哉『大予言』。手堅い著作をものしてきた吉見らしからぬ、大風呂敷でおおきな構えをもつ本です。
読んだ本のまとめ
2025年7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1287ページ
ナイス数:58ナイス
https://bookmeter.com/users/418251/summary/monthly/2025/7
■ジブリの教科書3 となりのトトロ (文春ジブリ文庫 1-3 ジブリの教科書 3)
『となりのトトロ』にかかわるエッセイ、論考やインタビューなど所収。子どもが最近ハマっているのでサブテキストにと手に取った。表紙のサツキでもメイでもない女の子が映るビジュアルは初期のポスターのものなのですね。大塚英志の、同時上映だった『火垂るの墓』との相似性から宮崎と高畑の相互の批評性を論じる文章は印象に残る。それにしても、スタッフを取りあってなお歴史に残る2作品を世に送り出したスタジオジブリの馬力よ…。
読了日:07月07日 著者:スタジオジブリ
https://bookmeter.com/books/6791631
■日本政治思想史 (新潮選書)
放送大学の教科書に増補したもの。思想家を取り上げるのではなく、天皇制をめぐる言説や、空間と時間に着目し、かなり広い射程での政治思想を扱おうとしている。天皇制における皇后の役割や、鉄道を中心とする空間の編成などなどこれまで原が研究対象としてきたものがこの一冊に凝縮されていると言っても過言ではないでしょう。「政治思想史」の懐の深さを感じる、異色の本です。
読了日:07月09日 著者:原 武史
https://bookmeter.com/books/22606075
■風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡 (文春ジブリ文庫 3-3)
『魔女の宅急便』公開後から、『千と千尋の神隠し』公開直後まで、幾度か行われたインタビューをおさめる。聞き手は渋谷陽一。何度目かの再読だが、意図せず追悼のようなタイミングで読んでいたことに驚く。事実上、宮崎駿と渋谷の共著といってもいいくらい、渋谷が前にガンガン出てくる。まさか宮崎駿より先に亡くなるとはなあ。
読了日:07月26日 著者:宮崎 駿
https://bookmeter.com/books/7446766
■大予言 「歴史の尺度」が示す未来 (集英社新書)
歴史におけるある種の循環を25年、50年、150年という周期で捉え、近代における歴史の流れと未来の展望を素描する。コンドラチェフによる景気循環の波の見立てを軸に、見田宗介や公文俊平、村上泰亮らによる戦後史にかかわる議論とも接続する、極めて気宇壮大な試み。やや繰り返しも多くもっとクリアーに議論を進められる気もするが、おもしろく読みました。
読了日:07月29日 著者:吉見 俊哉
https://bookmeter.com/books/11667014
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