『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ラスト・リゾート』をみたので感想。
一年戦争終結後。ジオン軍との決戦で行方不明になった上官、シロー・アマダを探すため、ミケル・ニノリッチと元ゲリラの少女、キキ・ロジータは、東南アジア奥地へと分け入っていく。そこで偶然出会ったジオン軍の生き残りらしき少年少女たち。彼らはシローとその恋人、アイナのことを知っているようだったが…。
『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の後日談。本編で一年戦争終結までを描いているので、この『ラスト・リゾート』は戦後のエピソードで、モビルスーツでの戦闘も描かれず、本編の主人公であるシローも最後に顔をみせるだけ、という異色のつくり。
ガンダムの花形ともいえるモビルスーツ戦なしなので、OVAとしてこのエピソードだけ買わせるのは結構大胆だなと思うが、それでもシローとアイナの結末を知りたいと思わせるほど、当時はこのカップルが人気だった、ということかしら。そのあたりの空気感は正直よくわからない。
サブキャラクターが密林の奥地へと分け入っていくプロットは『闇の奥』『地獄の黙示録』風味を感じさせなくもないところがあり、別の企画を『第08MS小隊』のエピローグとしてくっつけたのか?みたいなことを勘ぐってしまう。確か『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』とか『機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』はそういう成り立ちだというし…。
ともかく、そういう意味では作品のファンへのサービスなのだろうが、結部でシローとアイナはなにやら彼岸の人のような雰囲気もあるし、もっと素直にサービスしてあげればいいのに…とはちょっと思ったのだった。


