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妹からすこし離れて────『俺の妹がこんなに可愛いわけがない TRUE ROUTE』感想

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 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない TRUE ROUTE』をみたので感想。

 中学生の妹、桐乃からたびたび「人生相談」を受け、煙たがられながらも次第に距離を縮めていた高坂京介。しかし、桐乃は突然、陸上選手としての才能を見込まれ、アメリカに留学することに。日本に残された京介だったが、同じ高校に桐乃のオタク友達、黒猫こと五更瑠璃が入学してきて、波乱の予感が漂いはじめる。

 アニメ独自の結末を迎えたテレビシリーズ1期の続編的位置づけとしてウェブ配信され、原作に準拠した展開が描かれる。わたくしが視聴しているdアニメストアでは別の作品として立項されているので感想記事も別に記しておく。

 この『TRUE ROUTE』では桐乃が留学しているため相対的に影が薄く、黒猫と、新キャラクターである赤城瀬菜が存在感を発揮する。ゲーム研究会で四苦八苦する展開は、桐乃がライトノベル作家になったりする展開にくらべて地に足がついているように感じられ、好感。妹抜きでもお話が展開できるくらい、黒猫らサブヒロインが人気だったのだなと今更ながら感じる。結部ではふたたび焦点が妹に戻りはするのだが…。

 しかし、わりと愛を持って描かれる美少女ゲーム趣味とくらべて、BLについての描き方はホモフォビア的な当時のオタクのマジョリティの空気感が察せられて、いまだったらこのへんはもっとセンシティブに扱うことが適当だろうとなとは思った。他者としてのBLゲームの表象はちょっとだめだろうと思う。

 

 

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