「橋と扉」の希望と絶望――米澤穂信『さよなら妖精』とエミール・クストリッツァ『SUPER 8』に関する雑感

米澤穂信さんの『さよなら妖精』を読んでから、同作で重要な役割を果たす旧ユーゴスラヴィア出身の映画監督・ミュージシャンのエミール・クストリッツァの作品との関連をうだうだ考えていたりしたのですが、なんとなく書き留めておきたいことがあったので、簡単にまとめておこうと思います。