ジェファソン・スミスは民主主義の擁護者か、破壊者か―『スミス都へ行く』感想

フランク・キャプラ監督『スミス都へ行く』(原題:Mr. Smith Goes to Washington)をみた。1939年に公開されたこの映画をなんで今更見ようと思いたったのかというと、先日読んだ佐藤卓己『メディア社会―現代を読み解く視点 』で紹介されていたから。僕は面倒くさがりなので、名作だと知ってはいても半世紀以上前の映画となる…