自由に目が眩む――トマス・ピンチョン『重力の虹』感想

トマス・ピンチョン、佐藤良明訳『重力の虹』を5月末からちまちまと読み進めていて、ようやく最後まで頁を繰りました。なんというか、「読んだという実績を解除するためだけに読んだ」感は拭いきれなくて、自分の俗物根性にとてもあれな気分になってくるのですが、それはそれとして適当に感想を書き留めておこうと思います…