宇宙、日本、練馬

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インターネットでフリーアクセスできるおもしろい論文を紹介するbotをつくったわよ!

表題のとおり。以下、なんとなく問題意識とかを書いておきますね。

botは以下のものです。つぶやくのは人文・社会科学系の論文が中心。わたくしの興味関心がそこらへんにあるので...。基本的に学会誌か大学の紀要論文です。

twitter.com

 およそ5時間おきにつぶやきます。5時間という間隔にしたのは毎日異なる時間にタイムラインを流れるようにしたかったから。いまのところ210くらいの論文にリンクしていて、40日ぐらいで一周します。つぶやく順番はランダムで、すべてつぶやき終えたらリセットされ...という設定になっているはずが、運用開始から二週間ちょっとですでに同じ論文のリンクが呟かれていて、うまく機能していないかも...

 使っているのは以下のサービス。個人誌の宣伝のときは別のサービスで自動つぶやきを設定していたのだけど、どうもうまくいかず、こちらにしました。

botbird.net

 最初、機関リポジトリのURLが長すぎて140字におさまらず、短縮URLのサービスをかませていたんですがクッションページが挿入されて最悪でした。もう更新してほとんど残っていませんが、ごくごく一部、CiNiiのリンクがURL長すぎるやつに仕方なしに使っています。よい方法があったら教えてほしい。

 

 なんでわたくしがこういうbotをつくったかというと、ありていにいえばTwitter、あるいはそこから無限に広がるインターネットをほんのちょっと、ごくごく僅かでもよくしたいというのがあるんですよね。大げさですけど。インターネットには、プロフェッショナルがその専門性を活かして書いた、めちゃくちゃにおもしろいテクストがあるわけですよ。しかもそれは無料でアクセスできるわけです。

 でもそうしたテクストは、それをおもしろがって読む層に必ずしもリーチしていないんじゃないか、という気がする。一方で、ほとんどゴミカスみたいな文章を売って小銭を稼ぐやつ、そしてそれをありがたがって買うやつがいて、そういう連中のせいでインターネットは(少なくともわたくしにとっては)居心地のわるい空間になっているんじゃないか、という気がするのよね。それは例えば、以下の記事で「NewsPicks系」と名指されるものに象徴されるような気もしているのよ。

bunshun.jp

 それら有象無象のゴミどもに対抗するために、わたくしがひたすらこのブログで趣味の話をするというのもありかもしれないんだけど、でもそれはちょっとどころでなくしんどいので、わたくしが「おもしろがれる」ものをひたすら紹介しつづけるマシーンをインターネットにおいておくことで、一つ一つはまったく意味をなさないかもしれないけど、でもほんのちょっとはインターネットを、あるいは世界をよくするかもしれない可能性にベットしたくて、こういうbotをつくってみたってわけです。

 

 こういうことを思いついたのは、もちろん類似のアカウントがあるからなんですけど、「雑学系論文bot」は「雑学」というくくりが好かん(それを「雑」なものにしているのは読み手の怠惰にほかならないでしょ)し、新着論文よりもむしろ、すでに大量に蓄積されたアーカイブを活用してこそインターネットのよさみは生きるのでは...というのもあり、さしあたっていまのようなかたちにしています。

雑学系論文bot (@kumagaikazuhimi) | Twitter

歴史学関係雑誌論文新着情報 (@historyarticles) | Twitter

 

 これをよんでくれたあなたが、このbotをフォローしてくれたらうれしい。あなたがおもしろいと感じた論文があったら、DMとかで教えてくださってもよくってよ!

twitter.com