宇宙、日本、練馬

映画やアニメ、本の感想。ネタバレが含まていることがあります。

2024-01-01から1年間の記事一覧

米澤穂信と撤退の美学────『冬期限定ボンボンショコラ事件』によせて

米澤穂信の、特に初期の作品においては、幾人かの主要な登場人物に共通するエートスがみられる。この短いテクストではそれを「撤退の美学」と名指し、それがいかに彫琢されてきたかを跡付けようと試みる。

カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン『オッペンハイマー』感想

クリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』の原作本を読みました。以下、感想。

さいきんの毎日のこと

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愛しているから────『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』をみました。以下、感想。

渋谷は炎上するか────『呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変』感想

ちまちまみていたアニメ『呪術廻戦』2期、ようやく見終えました。

わたくしの「きょうの料理」

この一年くらいわたくしは土曜日の料理当番になっていて、ずっとカレーばっかり作っているわけにもいかんので冷蔵庫の残りとかかかる手間とか諸々を勘案して試行錯誤している。が、油断しているとすぐカレーの誘惑がやってくるので難儀していたところに、Twi…

阿部幹雄『那須雪崩事故の真相 銀嶺の破断』感想

阿部幹雄『那須雪崩事故の真相 銀嶺の破断』を読んだので感想。

2024年3月に読んだ本と近況

3月なのでライオンになっちゃうとこだった! 先月の。 2024年2月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬

世界を終わらせた男────『オッペンハイマー』感想

クリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』をみました。以下、感想。

春日太一『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』感想

春日太一『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』を読んだので感想。

救世主神話の構築と解体────『デューン 砂の惑星 PART2』感想

『デューン 砂の惑星 PART2』をみました。これは映画館でみることができてほんとよかった!以下感想。

Zepp HanedaでWilcoをみたぜ!!!!

ほんとうの男、景浦さんに誘ってもらって、Wilcoの東京公演をみたぜ!!!! 写真は天空橋を散歩して撮った写真です。

2024年2月に読んだ本と近況

新型コロナウイルス感染症の後遺症なのかわかりませんが、具合が悪いです、ずっと…。 先月の。 2024年1月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬

夢かまぼろしか────河野啓『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』感想

河野啓『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』を読んだので感想を書いておきます。

2024年1月に読んだ本と近況

1月末、新型コロナウイルス感染症にかかるなどして、地獄でした。 先月の。 2023年12月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬

裏声で歌え紅──『カラオケ行こ!』感想

『カラオケ行こ!』をみたので感想。

東京、虚構、労働──『PERFECT DAYS』感想

『PERFECT DAYS』をみたので感想。みてからだいぶ時間が経ってしまった。

罪を背負って生き延びること────『傷物語 -こよみヴァンプ-』感想

『傷物語 -こよみヴァンプ-』をみました。こういうかたちで一つの映画にまとまったこと、喜ばしい限りです。以下、感想。

デジタル技術とポストアポカリプスの黎明────『青の6号』感想

dアニメストアで配信が終わるというので、『青の6号』をみました。

ユートピアと幼年期の終わり────映画『窓ぎわのトットちゃん』感想

『窓ぎわのトットちゃん』をみました。世評通り、よい映画ですわね…。以下、感想。

弱きプリンスからの飛翔────『どうする家康』感想

あの傑作『鎌倉殿の13人』の感想も書かないうちに『どうする家康』が終わり、そして『光る君へ』が始まってしまったのでビビるんですが、ひとまず『どうする家康』の感想だけでも書いておきましょう。