宇宙、日本、練馬

映画やアニメ、本の感想。ネタバレが含まていることがあります。

2016-01-01から1年間の記事一覧

2016年の回顧(と展望)

はい、2016年もまさに終わろうという雰囲気が出てまいりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。僕はと言えば、大晦日に大仕事が残っているので気が抜けない感じです。しかし振り返りは一応年内に済ませておこうと思います。

2016年12月に読んだ本と近況

さらば2016年。 先月のはこちら。 2016年11月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬

魔女の平熱――『ふらいんぐうぃっち』感想

11月くらいからちまちま『ふらいんぐうぃっち』を視聴していて、さきほど最終回までみたので、感想を書いておきます。

『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』感想、あるいは世界の始まり

世間はもうすっかりサン&ムーンという感じですが、僕は未だ開封できておりません。それはさておき、先日Netflixでめっちゃ久しぶりに視聴した『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』について思うところがあったので書き残しておこうと思います。

血塗れの希望――『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』感想

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を2D・字幕版でみました。以下感想。

Run for your life ――『ポッピンQ』感想

『ポッピンQ』をみました。以下感想。

(告知)コミックマーケット91 3日目にて個人誌頒布します

えー、昨日なんとかぎりぎりで入稿できまして、来たる冬コミで、個人誌『失われゆくものすべて――『氷菓』試論』を頒布いたします。アニメ版『氷菓』の評論本です。価格は500円の予定です。3日目、12月31日にアニメクリティーク刊行会@東V50bさまのブースに…

いま選ぶ私的戦争映画ベスト10

『男の魂に火をつけろ!』さんの戦争映画ベスト10企画に参加させていただこうと思います。 戦争映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! <戦争映画ベストテン受付中>

2016年11月に読んだ本と近況

ぼちぼち元気でいます。 先月のはこちら。 2016年10月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬

音とタイムリミット――『聖の青春』感想

『聖の青春』をみました。原作は約半年前に読んだんですが細部は結構記憶の彼方状態みたいな感じで、これはこれで新鮮に楽しめてよかったのかなと思います。以下感想。

魔法世界の奥行き――『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』感想

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を2D吹き替え版でみました。以下感想。

ふたたび反逆の神話――『ペルソナ5』感想

えー、ようやく『ペルソナ5』のエンディングをみまして、大変よかったです。久しぶりにゲームを最後までやりました。というわけで感想を書き留めておきます。ネタバレが含まれるのでその点ご留意ください。

宇佐美さんの必敗の運命――『この美術部には問題がある!』感想

ここ数週間くらい、夕飯を食べながら『この美術部には問題がある!』をみていました。この視聴形態かなり(僕にとって)問題があると思っていて、それはなぜかと言えば食べることに気を取られて画面への意識が途切れがちになってしまうからなんですが、それ…

反復される/裏切られる過去――木多康昭『喧嘩稼業』69話感想

『喧嘩稼業』、『喧嘩稼業』です。最強の格闘技は決まっていませんが、いま最強の漫画は『喧嘩稼業』ではないでしょうか。今週の展開であまりにブチ上がってしまったので感想書いときます。

戦下の日常を生きる――映画『この世界の片隅に』感想

『この世界の片隅に』をみました。めちゃくちゃよかったです。是非映画館に足を運んでいただきたい。以下感想。

一つの映画、無数の人生――『City of God – 10 Years Later』感想

Netflixで『City of God – 10 Years Later』をみたので感想。DVDはでてないっぽいので、今のところNetflixでしか視聴できない感じなんでしょうか。なんにせよみることができてよかった。

スティーブン・ピンカー『暴力の人類史』メモ

先月末スティーブン・ピンカー、 幾島幸子・塩原通緒訳『暴力の人類史』を通勤中にちまちま読んでいて、さきほど最後まで頁を繰ったので、メモ的なやつを残しておこうと思います。

2016年10月に読んだ本と近況

10月は体調崩しそうな兆しがあったのですが、なんとか乗り切りました。えらい。 先月のはこちら。 2016年9月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬

『インフェルノ』感想、あるいはフィレンツェの帆場暎一

『インフェルノ』を字幕版でみました。以下感想ですが、もちろんネタバレが含まれており、ネタバレが映画の楽しみを著しく損なう種類の映画だと思いますので、ご注意ください。

原稿と救い――ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』感想

ミハイル・ブルガーコフ、水野忠夫訳『巨匠とマルガリータ』を先週あたりから通勤中に読んでいました。社会はあたりまえのように何事もなく流れていくのだということを電車の中で実感させられている最中に、その社会が滅茶苦茶になるこの本を読んでいるとい…

それぞれの通史のために――エルンスト・H・ゴンブリッチ『若い読者のための世界史』

エルンスト・H・ゴンブリッチ、中山典夫訳『若い読者のための世界史』を読んでいました。文庫に入ったので読もう読もうと思っているうちにもう4年も経ってたんですね。いやーしかしこれはもっと早くに読むべきだった。以下適当に考えたことなど。

2016年の崩れ落ちた兵士――『SCOOP!』感想

『SCOOP!』をみたので感想。

東京、地元、豊島ミホ

エルロイ&ブルー@ellroyandblueさん激推しの豊島ミホ『やさぐれるには、まだ早い!』を読みました。豊島ミホは高校生の時分に『檸檬のころ』ともう一冊読んで以来だったんですが、いやーエッセイもよかったです。以下感想。

二人の名無し――冲方丁『マルドゥック・アノニマス 2』感想

様々な人からとっとと読まないとネタバレを与えて○すみたいな感じの圧力を加えられ、『マルドゥック・アノニマス』既刊を読んだんですがこれはマジで圧力に感謝しないといけないやつで、リアルタイムでこれを読めるのは滅茶苦茶幸福じゃねーかと。というわけ…

村上春樹『アンダーグラウンド』感想、あるいは『輪るピングドラム』の「呪いのメタファー」

村上春樹『アンダーグラウンド』を半年くらいかけて読んでいました。たぶん2年前くらいからなんとなく脳内の「読まなければならない」リストに入っていて、ちょと読んではきつくなって放置、というのを3サイクルくらい繰り返してたんですが、今回時間をかけ…

半世紀前の熱狂――『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』感想

『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』をみました。以下感想。

2016年9月に読んだ本と近況

なんだかずいぶん日が短くなった気がします。 先月のはこちら。 2016年8月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬

ここではない何処かへ――『シング・ストリート 未来へのうた』感想

『シング・ストリート 未来へのうた』をみました。以下感想。

悪夢を祓う英雄――『ハドソン川の奇跡』

『ハドソン川の奇跡』(原題:Sully)を字幕版でみました。以下感想。ネタバレが含まれますのでご留意ください。実話にネタバレも何もあるか!というのはごもっともですが、構成の妙はやはりネタバレ知らずにみたほうがより楽しめると思うので。

軽やかさと青春――『TARI TARI』感想

Netflixで『TARI TARI』をみました。以下感想。