宇宙、日本、練馬

映画やアニメ、本の感想。ネタバレが含まていることがあります。

マンガ

きらめく復讐劇──アニメ『【推しの子】』感想

『【推しの子】』をみたので感想。

寄り道と追憶の倫理────アニメ『葬送のフリーレン』感想

アニメ『葬送のフリーレン』をちまちまみていて、ようやく見終えました。以下、感想。

きっと大丈夫であるように──オジロマコト『君は放課後インソムニア』感想

オジロマコト『君は放課後インソムニア』を読んだので感想。

渋谷は炎上するか────『呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変』感想

ちまちまみていたアニメ『呪術廻戦』2期、ようやく見終えました。

思春期の不全感と和解するために────アニメ『僕の心のヤバイやつ』感想

このところぼんやり『僕の心のヤバイやつ』をみていました。以下、感想。原作の展開にも触れています。

呪いの王は梶原修人の夢をみるか?────芥見下々『呪術廻戦』235話感想

このところ月曜日の『週刊少年ジャンプ』を心待ちにして日々を過ごしていて、それは間違いなく『呪術廻戦』のせい。これほど月曜日が楽しみだったのは『喧嘩稼業』の入江文学対櫻井裕章の対戦中くらいなもんですよ。

時の箱庭、箱庭の時──石黒正数『それでも町は廻っている』感想

このところ、未読だった石黒正数『それでも町は廻っている』の最後のほうを読んでしまい、喪失感をおぼえています。以下、感想。

軽やかな誠実さ――アニメ『スキップとローファー』感想

『スキップとローファー』をみました。ほんとうによい気持ちになりますね。以下、感想。

たそがれどきの神話と倫理――『風の谷のナウシカ』感想、また『シン・エヴァンゲリオン』のこと

ずっと「とびきりの時」を——楠みちはる『湾岸ミッドナイト』感想

『湾岸ミッドナイト』おすすめといわれても、車に興味ないんだよな。そう思っていた。大きな過ちであった。

繋ぐ意志、翔ぶ群れ——古舘春一『ハイキュー!!』感想

完結したら読もうと思っていた古舘春一『ハイキュー!!』、ようやく読みました。わたくしは『週刊少年ジャンプ』のよい読者では最早ありませんが、同誌の歴史上に燦然と輝くマスターピースではないでしょうか。ほんとうにすばらしい漫画だった。以下、感想。

記憶の道標として——藤本タツキ「ルックバック」感想

藤本タツキ「ルックバック」を読んだので感想。

冨樫義博の器用なこども——芥見下々『呪術廻戦』感想

芥見下々『呪術廻戦』を10巻まで読みました。憎らしいほどのクレバーさ!以下、感想。

余白の息づかい——映画『どうにかなる日々』感想

映画『どうにかなる日々』をみました。以下、感想。

映画の時間は伸び縮みしない——『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』感想

『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』をみました。以下感想。

批評性、明快さ——アニメ『鬼滅の刃』感想

劇場版を見に行くため、アニメ版『鬼滅の刃』をみていました。漫画は未読。以下感想。

批評家の目、漫画家の身体——藤本タツキ『ファイアパンチ』感想

もはやあの『チェンソーマン』の、という枕詞をつけて語ったほうが通りがよいのではないか、という藤本タツキの初連載作品、『ファイアパンチ』について、考えがぼんやりまとまった気がするので、忘れないうちに書いておきます。

すぐれた投げやりさ――冨樫義博『幽☆遊☆白書』感想

先週、ふと思い立って『幽☆遊☆白書』を読みました。適当に感想書いておきます。

時間を弄ぶ女たちーー笹森トモエ『放課後の優等生』における「習慣」の革命

革命が起こった。それはおよそ2年半前のことであった。しかし、その革命については、未だ多くは語られていない。その革命の内実について記すことが、この短い文章の目的である。革命を起こした書物について、まず紹介したほうがよいだろう。書物の名は『放課…

すこしかがんでキスするように――志村貴子『青い花』感想

志村貴子先生の『青い花』を数か月かけて読んでいました。僕が語るまでもなく疑いようのない傑作だと思うのですが、感想を書いておきます。

歴史は繰り返すのか――『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』感想

だいぶ前に録画した『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』を昨日・今日と視聴していました。以下感想。

反復される/裏切られる過去――木多康昭『喧嘩稼業』69話感想

『喧嘩稼業』、『喧嘩稼業』です。最強の格闘技は決まっていませんが、いま最強の漫画は『喧嘩稼業』ではないでしょうか。今週の展開であまりにブチ上がってしまったので感想書いときます。

無数の声の集積――アニメ『おおきく振りかぶって』感想

ここ2週間くらい、Amazonプライムビデオで『おおきく振りかぶって』をみていました。原作は結構前に途中まで読んでいて記憶がおぼろげなんですが、テンポよく映像に落とし込んでいるような印象で楽しかったです。以下適当に感想。

近代の臨界点としてのガトリングガン―中島三千恒『軍靴のバルツァー』感想

先日、というか今日ですが、漫画喫茶で一泊しまして、とりたてて強烈に読みたい漫画があるわけではなかったのでTwitterのみなさまにおすすめを教えていただいたのですが、漫画喫茶の品ぞろえが若干頼りなく、おすすめしていただいた作品のほとんどがおいてい…

フィクションと可能性―映画『バクマン。』感想

実写映画版『バクマン。』を遅ればせながらみました。きちんとは読んでいなかった原作を映画みる前に読んでからいこう、と思っていたら読み進めるのにもたついて公開から大分時がたってしまった。原作は面白く読んだのですが、正直あんまりのれない部分もあ…

仲間を失ってなお、前に進めるのか?――『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』感想

『バケモノの子』を見て細田守監督作品を見返したくなってきたので、とりあえず『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』をみました。多分2年ぶりくらいの視聴な気がします。せっかくなので適当に感想を。

誰もが呼びかけられている―『ヒカルの碁』感想

先日『SHIROBAKO』を視聴したんですけど、最終的に、「ああ、これって『ヒカルの碁』じゃないか...」と一人で勝手に感動してたんですよ。それで『ヒカルの碁』をちょっと読みなおしてたんですけど、やっぱり重なる部分があった。ということでそこらへんを意…

二人じゃなきゃダメなんだ―『カレイドスター』と『ヒカルの碁』についての雑感

先日、『カレイドスター』を2クール目まで見ました。1話みるごとに元気づけられる感じがし、もったいぶってちまちまみていたのですが、2クール目終盤は我慢できずに一気に観てしまいました。それほど引き込まれた。まだ全編をみてはいないのですが、ひとまず…

2014年を振り返って―見た映画・アニメのまとめとか

今年も泣いても笑ってもあと1日ということで、今年みた映画やらアニメやらを振り返っておこうと思います。今年はあんまり映画やアニメを見れなかったなというのが1年を終えての感覚なんですが、仕事もしてないのに大丈夫かと自問したい。別に一生懸命けんき…

「奈瀬明日美の碁」、あるいは『ヒカルの碁』の院生論

最近『ヒカルの碁』についてぼんやり考えたり考えなかったりしてたんですよ。『ヒカルの碁』のどこらへんが好きかって、ヒカルが院生になって、プロを目指すあたりが僕は好きなんですよ。僕も(日本棋院と関係なんてないけど)同じ「院生」として、「囲碁でプ…