明日の文学フリマで頒布される『アニクリ』に寄稿しました!既刊もちょっともってくわよ!流通センターでわたくしと握手!
nagさん主宰の『アニクリ vol.2s_β』に寄稿しました。
【告知】明日5/30(日)東京文学フリマにてアニクリ新刊vol.2s_βを発刊いたします。
— Nag.△ (@Nag_Nay) 2022年5月28日
8月発刊のvol.2sに向けた準備号ですが、ねりまさん論考に対して7名のコメント/リプライが、すぱんくさん論考に対して2名のコメント/リプライがついており、充実したやりとりをいただいている冊子となっています。 pic.twitter.com/Xq9ZsTlYxD
今号のテーマは「〈彼方〉の歴史/記憶 」 。
寄稿募集(04/ 16 〆切):アニクリ 2022春号 vol.2s_β 特集「〈彼方〉の歴史/記憶 [第一文冊] 」 #文フリ - 書肆短評
わたくしは、「黄昏どきをとぼとぼと歩く―『氷菓』と世界/歴史の終わりに続く道」と題しまして、2012年に放映されたTVアニメ『氷菓』および、同年に公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のラストショットの相似性からはじまり、そこから現在にいたる10年を経て、そこからわたしたちは何を受け取りうるか?ということを論じようと試みました。
いままで『アニクリ』に寄稿させていただいたものは、おおむね作品論でした。だいぶまえにNagさんからはもっとやんちゃなものを書いてもいいんですよ...と言われていたのがぼんやり心に残っていたので、今回は粗雑な社会批評とも自分語りともつかないような(相対的に)「やんちゃ」な(とわたくし自身が考えるような)ものが書きあがったのかもしれません。しかしその「やんちゃ」ぶりによって生じた無数の隙があればこそ、7人(7人!)もの錚々たるみなさまにコメントいただけたものと思っていますので、これをお読みのあなたも、原稿をお読みいただいたらコメントいただけるとうれしい。
個人的なあれですが、今回の原稿は以下の記事を書いたときにぼんやり思ったことをどうにか言葉にできたという気がして、その意味でようやく、かかえていた宿題を一つ終えたという気持ちです。
また、2018年冬コミ、2019年冬コミで頒布した個人誌も少部数ですが持ち込んで、ふるとさんの余白の楽書@テ-9に置かせていただく予定です。
こちらそんなに部数もってかないので、ほしい!という方はわたくし宛てにDMとか、ブログのコメントとかで教えてください。
わたくしの大きな問題意識としては、今回の『アニクリ』原稿はこれらの延長線上にあるもの...と思っております。よろしくどうぞ。