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子どもが保育園に通うようになって、早いものでもう一年近く経とうとしている。土日の生活リズム(というかお昼寝のリズムやね)も保育園とシンクロしつつあり、午前中は公園に連れ出し、お昼食べたあと2時間くらい昼寝、起きる時間によってはまた公園とかにお散歩というのがルーティーンになりつつある。秋口から冬場は熱中症の心配もなく気兼ねなく外に連れ出せるのでありがたい。
ここ数日、名前をフルネームで呼びかけると「あい!」と元気よく返事をするようになり、おそらく保育園でおぼえてくるのだろうが、かなり愛らしい。
それはそれとしてまだ夜泣きがおさまらず、夜中にだいたい2回起きるので、わたくしも妻も寝不足である。寝不足、それはつらい。およそ1年半以上にわたる寝不足は確実にわたくしの思考力を奪っており、それを私生活のなかで感じるのがフィクションと接している時だったりするので、けっこう悲しい。
アニメ見ていて、驚くべき事実の開示が行われたように思えるが、それが「驚くべき事実」かどうか自信が持てないというか、単に見落としや理解の不足で変なタイミングで気づきが発生しておれが勝手に驚いているだけなのか?みたいな疑念を抱きながらアニメみてたりするのよね。
具体的には、いま『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を見ているのだが、最初のうちはプロローグの幼女が長じてスレッタになったものと思って見ていたのだけど(名前が違うのは追跡から逃れるために変えたからと思っていた)、プロローグの出来事が21年前だからこれだと整合つかないじゃないですか。このプロローグの出来事は21年前というのは(わたくしの朧げな記憶を辿ると)たぶん序盤に開示されてたような気がする。それを意識できていればプロローグの幼女はスレッタと年齢が合わないことはすぐ分かるはずなんだけど、恥ずかしいことに後半になるまで理解できてなかったのよね。
こういう感じできちんと読解できてないことで作り手の意図とはちがうかたちで勝手にびっくりするみたいなことをアニメ見てても小説読んでてもしてるんじゃないかみたいな恐怖が結構あって、そういう状態で基底現実で生活していることにも恐怖を感じるんだが、とはいえ子どもの夜泣きはコントロールできないので、いやはや。