読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

宇宙、日本、練馬

映画やアニメ、本の感想。ネタバレが含まていることがあります。

恋心を見つけ出す―『海がきこえる』感想

『海がきこえる』をみました。観るのはかなり久しぶりだったのですが、やはりとてもよかったです。せっかくなので感想を書き留めておこうと思います。

江戸東京博物館「思い出のマーニー×種田陽平展」に行ったよ

両国にある江戸東京博物館で開催されている、「思い出のマーニー×種田陽平展」に行ってきました。小雨がぱらつくどんよりした天気だったので、お客さんは少なめでじっくり楽しめました。以下で簡単に感想を。写真撮影は禁止だったので、文字ばっかりですが。

『思い出のマーニー』 愛されることで救われる、愛されることでしか救われない

米林宏昌監督『思い出のマーニー』を見ました。昨年の『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』と比べると、えらくストレートな感じがする映画だった気がして、それがとてもよかったと思います。毒がないけど、それを補って余りある良さがあるんじゃないかと。以下で…

江戸東京たてもの園「ジブリの立体建造物展」に行ったよ

桜の名所として名高い小金井公園にある江戸東京たてもの園で今、「ジブリの立体建造物展」なる企画展が催されております。 スタジオジブリ - STUDIO GHIBLI - 「ジブリの立体建造物展」が、江戸東京たてもの園(小金井市)で始まっています。 『思い出のマー…

『もののけ姫』と日本の近代―エボシとジコ坊から考える

今日、金曜ロードショーで『もののけ姫』を観ました。『もののけ姫』はもちろん、中世日本を舞台にした時代劇なわけなんですが、それが描くもの、提示しているものは極めて現代的なのではないか。端的にいえば、日本にとっての近代化とはなんだったのか、そ…

『もののけ姫』をもっと楽しむための読書案内!

今日、『もののけ姫』のBlu-rayがとどいた。『もののけ姫』は、(今のところ)宮崎作品の中で一番好きなんだけど、最後に見たのは金曜ロードショーで放映された時。調べてみたら2011年の夏に放映したのが一番最近みたいなので、2年ぶりくらいに見たことにな…

2人の巨匠の「遺言」―宮崎駿『風立ちぬ』と高畑勲『かぐや姫の物語』が伝えたかったこと

先日、『かぐや姫の物語』が、(延期はしたけれども)無事公開された。宮崎駿の引退宣言もあり、おそらく長年ジブリの顔だった二人の長編映画は、もう見られないだろうと思う。その意味で、多分2013年は、2人の巨匠の作品が最後に世に出た年として歴史に残るん…

『かぐや姫の物語』 世界はかくも美しい

昨日、高畑勲監督『かぐや姫の物語』を見に行った。予告編でも、その超絶な作画の一端を見ることができたが、本編も予告と比べて遜色なく、いや、むしろ予告で見せた以上の唯一無二の美麗な場面の連続。137分全てが見せ場といっても過言ではない、すごい映画…

『風立ちぬ』 堀越二郎の「夢」と業

先日、『パシフィック・リム』を観た後続けて『風立ちぬ』を観た。やはりいい映画だと再認識したが、物語全体を貫く芯は堀越の飛行機設計であり、菜穂子との恋愛は(印象的ではあるけれども)あくまで添え物にすぎないとの思いも強くした。 堀越の追う、美しい…

『風立ちぬ』 ヒットの理由を考えてみる

『風立ちぬ』の興行成績はかなり順調な様子。やっぱり好きな映画がヒットすると嬉しいね。 『風立ちぬ』V3で強し!クチコミの観客とリピーター続出の理由とは? この記事でヒットの理由が考察されていたので、対抗して私見を述べたい。

『風立ちぬ』はジブリの『ライトスタッフ』だ!

『風立ちぬ』は非常に自分好みの映画だった。夢に生きる男、堀越二郎が己の才能を賭して挑んだ戦闘機の設計は、結局のところ「最後はぼろぼろ」になって終わる。そこから「生きる」と決意する物語なのである。挫折を経て再出発する男の物語、そんな風に私は物語…

『紅の豚』 マイノリティだからかっこいい

先日『紅の豚』のBlu-rayが出たので、購入&視聴。画質は素晴らしい。海と空の青色がはっきりと発色していて、DVDで見たときよりかなり明るい印象を受けた。DVDで視聴したのもかなり前のことなので、記憶はおぼろげなのだが。