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「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol.55 吉浦康裕の軌跡」 吉浦康裕監督のトークショーのまとめ!

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 昨日の深夜から本日の朝方にかけて行われた「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol.55 吉浦康裕の軌跡」 に行ってきました。3月16日のオールナイト上映の際にも、吉浦監督がいらっしゃってトークしたわけなんですが、今回は監督自身の作品をほぼ全作上映する企画ということで、より濃密なトークショーだったと思います。監督はひとりひとりのお客に本当に懇切丁寧に対応してくださって、多くの人がサインをもらってました。僕も『サカサマのパテマ』のパンフにサインをいただいて、本当に感動しました。

 今回のトークは、作品上映前の第1部と、『サカサマのパテマ』上映後の第2部の2部構成でした。第1部では自主製作時代も含めた吉浦監督のキャリア全般にかかわるお話やら、秘蔵写真もまじえての監督の生い立ちやらのお話が中心で、第2部は徹底的に『サカサマのパテマ』について、といった感じ。

 今回もメモをとったので、それをもとに文字に起こしておこうと思います。不完全なメモと記憶が頼りなので、誤解や誤りもあるかもしれまんせが、ご容赦ください。

 前回のトークショーはこんな感じでした。

「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 52」 吉浦康裕監督のトークショーのまとめ! - 宇宙、日本、練馬

第1部 自主製作時代と監督の生い立ち

小黒編集長(以下小黒):今回の主役、吉浦康裕監督です。

吉浦康裕監督(以下吉浦):3月にもオールナイトイベントのゲストで来たばっかりだったので、人が集まるか不安だったけど、たくさんの方が来てくれてよかった。Twitterでの宣伝の効果かな?

小黒:この集客なら、吉浦監督特集、2回目もできますよ!

○自主製作時代のお話   

小黒:今回は自主製作の作品も含めて上映ということで。

吉浦:羞恥プレイですよ(笑)

小黒:『サカサマのパテマ』や『イヴの時間』を観た人は、「あれ?」と思うかも。でも学生時代の作品ですからね!それを念頭において観てほしい。

吉浦:本当に恥ずかしい。最初の作品『我ハ機ナリ』なんか、本当に初心者丸出しって感じで...。マジでやばい(笑)

小黒:『我ハ機ナリ』と『キクマナ』はアート系だよね。

吉浦:反社会的な感じで恥ずかしい。なんで作ったんだろう。

小黒:内なる思いみたいなのが反映されてるのでは?『我ハ機ナリ』は学生の時の作品ですよね。

吉浦:そうです。20歳のとき。

 

○アニメをつくりはじめたきっかけ

小黒:どんなきっかけで、アニメを作ろうと思った?

吉浦:最初はゲームを作ろうと思っていた。『MYST』みたいな。そういう世界を作っていくうちにキャラクターが作りたくなったけど、3Dじゃどうにも。それでアニメで描いてみようと。でも絵はうまくない。

小黒:来場者特典のパテマのポストカード、うまいじゃないですか。作画監督が描いたんじゃなくて吉浦監督だったんですね(笑)

吉浦:今回のポストカードが僕の最高到達点です(笑)

   最初は絵、美術に興味があったが、だんだんとストーリーに目覚めていった感じです。

小黒:そういえば、個人製作の『ペイル・コクーン』はすごく作画がいい。個人製作とは思えない。

吉浦:あれにはカラクリがある(笑)。前作を見てもらったとき、キャラクターの作画に突っ込まれた。腕の関節の位置がおかしいとか(笑)。それで、後輩を呼んでポーズをとらせて写真をとって...。いわばロトスコープまがいのことをやった。『惡の華』みたいにガチガチじゃないですけどね。

小黒:本当、相当いいですよ!『キクマナ』も結構いい感じ。

吉浦:あれは今見ても恥ずかしくないですね。押井守監督の『天使のたまご』をやりたかったんですよ。

小黒:そこまではっきりと言われると、何も言えないです(笑)

吉浦:でも『キクマナ』、アートアニメって感じで、難解だし、ダメな感じの作品でもある(笑)

 

○アートからエンタメへ

小黒:娯楽的な作品には拒否感があった?

吉浦:テレビアニメを作っている人には、今考えるとすごく申し訳ないんですけど、当時は娯楽作品に対する拒否感というか、そういう感じがあった。学生しか作れないものを作ってやろうと。

小黒:そんな監督も、だんだん作品を重ねていくうちに、『サカサマのパテマ』みたいな娯楽作品を作るようになった。

吉浦:アート系ではじり貧になる気がした。僕自身もエンターテイメントが観たいし、じゃあそういう作品を作ろうと。

小黒:最初は「観たいもの」と「作りたいもの」が違ってた?

吉浦:うーん、そういうわけでもない。『ペイル・コクーン』なんかは正に僕の見たい作品でもありましたから。『ペイル・コクーン』で、初めて起承転結のある作品を作った。そのころからちゃんとした作品を作ろうという意識になった。

小黒:僕は『ペイル・コクーン』が一番好きです。

吉浦:それ、深く考えるととても怖いのであんまり考えないことにします(笑)

小黒:とはいっても、『サカサマのパテマ』もコアな部分が残っているよね。

吉浦:そういう部分は無碍にしたくないという思いがある。

 

○『アルモニ』について

小黒:『アルモニ』についてはなにかありますか?

吉浦:『アルモニ』は、アニメミライ2014という企画でつくった作品なんですが、こういう名画座的なところで上映するのははじめてかも。

 この『アルモニ』については印象的なエピソードがありまして...。アニメミライ2014がきっかけで、同じくその企画の中の作品、『パロルのみらい島』の監督の今井一暁さんと仲良くなって。シンエイ動画の。彼に『アルモニ』を見せたら、「吉浦監督が全裸で踊ってるね!」と言われた(笑)

小黒庵野秀明さん的な表現だね(笑)

吉浦:そういわれるとすごい恥ずかしい。確かに作品のなかで僕のルサンチマンが爆発してる(笑)

小黒:『アルモニ』は、はやりのスクールカーストものみたいな感じの作品ですよね。

吉浦:僕はいわゆるオタクだったんですよね。スクールカースト的なものの下のほうというか。それで、アニメに出てくるオタク像に違和感があった。アニメでオタクは、ものすごい卑下されるか、逆にすごく美化されて描かれることが多い。そんな中で、リアルなオタクみたいなものを描きたかった。

小黒:みっともないけど楽しい、みたいな。

吉浦:本人たちは楽しくやってるんですよね。

小黒:『アルモニ』は、ぐさっとくるものがある。

吉浦:教室の描写にはこだわった。

 

○吉浦監督の作品の特徴

小黒:吉浦監督の作品のポイントは、会話劇、そして密室。このふたつだと思う。ここに注意してみてもらえたら。作品ごとの密室の描き方の違いとかね。

吉浦:『イヴの時間』なんか、密室の中をカメラがぐんぐん動きますからね。質量のないカメラと言われた(笑)。

 会話劇に関しては、冒険活劇的な『サカサマのパテマ』も会話が結構多かったりする。

小黒:なぜ会話劇が好き?

吉浦:演劇が好きで。多感な時期にたくさん見たので影響された。

小黒:一方、初期の『我ハ機ナリ』と『キクマナ』はまったく会話がない。

吉浦:『キクマナ』に関しては、無言の舞台演劇的な感じを意識した。そのあとの『水のコトバ』なんかは、もろに舞台芝居。結局『サカサマのパテマ』でも会話が多くなってしまって、作画監督にいろいろ言われた(笑)。会話劇はやってて楽しい。

 

○吉浦監督の生い立ち

小黒:さて、このトークショー第1部では、吉浦監督の極秘写真を持ってきてもらいました。全裸で踊ってる写真とかはあるの?(笑)

吉浦:全裸の写真もあったんですけど(笑)、さすがに持ってきてません。

○以下は写真をスクリーンにうつしながら、吉浦監督の成長を追っていく感じでした。特に印象的だったものを抜き書きしてます。

(幼稚園の写真)

吉浦:僕が北海道、札幌にいたときの幼稚園。すごく変わった幼稚園だった。建物の中も楽しい構造になっていて、『イヴの時間』の舞台である喫茶店なんかは、これの影響をうけているかも。

(パーマンのコスプレ)

 吉浦:マントをはおってパーマンのコスプレをしている。こういうのが好きだった。

(聖闘士星矢のコスプレをする吉浦監督)

吉浦聖闘士星矢も好きだった。これはアニメオリジナルの鋼鉄聖闘士の真似だったはず。幼いころはもっとかっこいいと思ってたけど、今見ると結構チープ(笑)。でもこれを作ってくれた親はすごいと思う。

(高校・演劇部時代の写真)

吉浦:これは高校で演劇部に入っていた時の写真ですね。おもしろかったなー、このころ(笑)。女性ばかりでうらやましいと思う方もいるかもしれないが、僕の学年は男子が僕だけで、きついものがあった。

部活に励みすぎて、彼女とかは縁がなかった。

小黒:どうつっこめばいいのか...(笑)

吉浦:まあ、こういう演劇の経験があったから、今があるんだと思います。

 

○『サカサマのパテマ』のイントロダクション

小黒:3月の時には、『サカサマのパテマ』を未見の方が多くて、あんまり突っ込んだ話はできなかった。だったらもう1回やろうと。今回は未見の方はどれくらいいる?挙手お願いします。

(会場の3分の1くらいが挙手か?)

小黒:結構いる(笑)

吉浦:今度は『パテマ』を上映した後にトーク第2部をやる予定なので、ガンガン質問してください。

 

 第2部 『サカサマのパテマ』徹底解剖!

小黒:『サカサマのパテマ』、監督的には渾身の出来ですか?

吉浦:なかなか...。全力で作りました。

小黒:ストーリーのために尺がもっと欲しかったりとかしませんでした?

吉浦:すべては僕個人の責任なんですが、それは確かにあります。カット数や作画枚数の制限の中で、最良のものを作るのが監督の責任ですから。これにかんしてはあんまりつっこまないでください(笑)

○ストーリーの発想

小黒:もう何度もお話されていることだとは思いますが、発想はどこから?

吉浦:最初にサカサマのアイデアがあった。空に落ちていく、という発想がすべての始まり。幼少期から、そういう妄想をしていた。広大な北海道にいたからかも。そういう妄想って誰しもするものだと思っていたけど、話してみると意外とそうじゃなかった。それでこれはいけるぞと。

小黒:サカサマがサカサマになる、というどんでん返しがストーリーの核にある。これは初めから考えていたこと?

吉浦:実は最初は考えていなかった。サカサマ状態で出来ること、ラブロマンスであるとかアクションを羅列していくことから始まった。まず小屋まで行こうとか、パンを食べさせようとか...。

 で、空に落ちるからには、落とさないとだめだよなと。空に落ちても助かる方法を考えたら、そうなった。

小黒:ラストは派生だった。

吉浦:サカサマ以外の部分はいろいろ変えたりした。たとえば、アイガの世界観は最初は和風だった。昭和初期、戦前的な雰囲気。そこから古典SF的な感じに変えた。

○結末のどんでん返し

小黒:『サカサマのパテマ』はどんでん返しがストーリーの中核にある。アイデア話でもある。そういうアニメ映画はかなり珍しい。

吉浦:ラストをどうするかはかなり悩んだ。パテマが元にもどってサカサマでなくなってめでたしめでたし、という結末はちょっと違う。サカサマ人を毛嫌いする悪役の発想となんら変わらない。サカサマの他人を受け入れていく、というお話の内容とも噛み合わない。そこでああいうラストを思いついた。

小黒イデオロギー的にも問題ないし、価値の共有という含意も生まれた。

吉浦:このどんでん返し、『ペイル・コクーン』とそっくりなんですよね(笑)。そういうのが好きなのかも。

小黒:SF的、密室というモチーフが感じられる。地下世界とか・

吉浦:それは美術のおかげ。実はアイガも開放された空間とおもわせて密室(笑)。でもラストではようやく密室から外にでられたので、次こそ外を舞台にしたい(笑)。

小黒ジュール・ヴェルヌの『80日間世界一周』みたいな話にしないと、密室から抜け出せないのでは?(笑)

吉浦:それでも密室モノにしてしまうかも(笑)

○来場者からの質問コーナー

○質問者:地下世界の感じや世界観は『FINAL FANTASY VII』を連想しました。ゲームはお好きなんですか?

吉浦:ゲームは好きなんですよ!8bit、16bitの時代にやりまくった。FFは6どまりです。2から6まではやりました。

 地下世界は、弐瓶勉さんの漫画『BLAME!』とか、フランスのバンドデシネなんかの影響が強い。でもなにより美術監督の金子雄司さんの手腕によるところが大きい。

 

○質問者:パテマとエイジが結婚して、子どもが生まれたら重力はどうなる?

吉浦:その質問はめちゃくちゃされる(笑)。でも、子ども作るためにはいろいろあるじゃないですか、いろいろ(笑)。

 正直言うと考えてない。やれることはいろいろありそう。スタッフに、「二人の子どもは横に重力がかかる」みたいな話をしたら大ブーイングを受けた(笑)。一日ごとに変わるとかでも面白い。

小黒:続きは小説?(笑) K(出版社)の人も来てたし(笑)。

吉浦:よろしくお願いします(笑)。

 

○質問者:最後のシーン、手帳に挟まった手紙の意味は?

吉浦:映画だけだとわからない、というシーンを仕込みたかった。あの手紙はそのひとつで、ほかにもたくさんある。実はBlu-rayの豪華版に手紙のコピーがついてくる!ぜひ購入を(笑)。

 

○質問者:パテマはなぜアイガの天井を探索しようと思わなかった?

吉浦:パテマはサカサマになって空に落ちる、ということの恐怖を理解していて、その状態におかれていたエイジの気持ちも共感できる。それを考えたらとても探索などできなかったのでは。

 

○質問者:アイガは管理社会。現代社会とも通じるものがあるのでは。

 吉浦:管理社会っぽいビジュアルがまずあった。『メトロポリス』的な、見た目から。アイガのビジュアルはかなりこだわっていて、近代建築の手法に則っている。ル・コルビュジエの建築のような。それが全体主義と重なるイメージになっている。これも美術監督のおかげ。

 テーマよりもビジュアルが先行する。『リベリオン』とか最高。別に『リベリオン』のテーマがどうこうって話じゃないですけど(笑)、あのビジュアルにひかれる。

 

○質問者:手帳に、最後に出てくる月の写真が。あれが取られた経緯は?

吉浦:よくみてますねー。実はBlu-rayの豪華版に小説がついていて(笑)、それで明らかにされています。小説はラゴスとエイイチのお話。是非買ってください(笑)。

小黒:えげつない商売(笑)。もうちょいヒント的なものを(笑)。

吉浦:カメラはアイガ製です。

 

○質問者:僕は悪役のイザムラが大好きなんですが、彼はなぜあれほどサカサマ人を憎む?

吉浦:僕も大好きです、イザムラ(笑)。真実を知っている数少ない人間なので、強烈なコンプレックスがあった。サカサマ人に罪人のレッテルを張ることで、なんとかプライドを保っていた。ひねくれるのも無理はない。ある意味で強烈な逆恨みでもあるが。

 

○質問者:作品全体を通して、「母親的な存在」がいない。これに特別の意味はあるのか。

吉浦:無駄なものを描写する余裕はなかったので、父か母かどちらかにしようと決めていた。今回は母親より父親のほうがしっくりくるのでそうした。そこはそぎ落とすべきだという判断。

 結果、登場人物に男が多い。治安部隊の隊長ジャクは、最初は女性だった。結構おいしい役どころだったが、これも出番を削らざるを得なかった。それで女性であることで特別な意味がこもってしまうと考えて、男性にしたという経緯がある。

○小黒:コンテと脚本、どちらを先に?

吉浦:脚本をしっかりかためてから絵コンテを切り始めるタイプ。あとから脚本を変更したりはしない。

 

○質問者:イザムラがラゴスの遺体を保存している意味は?

吉浦:サカサマ人のサンプルは貴重。また、遺品と一緒に飾っておくということでイザムラの虚栄心を表現してもいる。

 ラゴスがショッキングな末路をたどるのは、パテマが中盤にエイジと身投げする理由付けをするためでもある。僕自身は作中で極力死人を出したくはないが、ショッキングな出来事がなければあれほどの決断はできないだろうと。

 コンテの段階ではよりえげつなかったが、パテマを演じている藤井ゆきよさんが想像以上にショックを受けてしまっていたので、まずいと思ってちょっと変えました。

 

○質問者:二つの世界は意図的に対比して描いている?

吉浦:その通り。地下は楽しい、なんとなくお祭りのような感じ、暖色で、アイガは広いけれども空虚、寒色で。

 地下はポジティブな性格のパテマが育った場所なので、地下もそういう印象になるようにした。

 

○質問者:Blu-rayのオーディオコメンタリーで、変更したシーンについてふれていたが、最終的に大きく変えたシーンなどあれば教えてほしい。

吉浦:冒頭のナレーションはエスペラント語ですが、日本語も収録しようかと思ってやめた。

 ラストは本当は一人一言台詞があって、収録もしたが、「同じ方向をみつめる」という意図を伝えるためには視線で十分と判断して、カットした。

 

○質問者:イザムラの部屋に地球儀があるが、その意図は?

吉浦:「ここが本当の世界である」という考えの表れ。あれに書いてある地形は、実はてんで出鱈目。

 

○質問者:パラボラアンテナはなぜある?

吉浦:かつては使われていたが、いまは使われていない。上に住む人間と通信したりしていた。しかしもう使われていない。

 ほかにもアイガは一見きれいに見えるがインフラはガタがきつつある。動く歩道だったり建築だったり、どこか壊れそうな感じに演出した。多分遠くない未来に滅ぶだろう、という含意。

 

自主製作作品、個人製作作品のイントロダクション

小黒:なかなか厳しい質問ばかりで、冷や汗ものでしたね。

吉浦:これから上映するのも冷や汗もの(笑)

 でも改めて見直すと、今は出来ないとも思う。エネルギーを感じる。

小黒:なんどもいいますが、大学生がつくった作品ですからね!

吉浦:これが原点。「これが俺だー!」みたいな。

小黒:最後にひとこと。

吉浦:こういう形で自分の作品だけを上映するイベントは初めて。恥ずかしい恥ずかしいと言ってきたが、やっぱり自分の作品をみてもらうのはうれしい。

 今も次の作品に取りかかっている。新しい作風を開拓していくのが自分のスタイルなので、次もご期待ください!

 

 

 

 とりあえず、トークショーはこんな感じでした。イベントや作品自体の感想も、また記事にしたいと思います。お話してくださっただけでなく、本当に丁寧に対応してくださった吉浦監督はもちろん、このようなイベントを開いてくださった小黒編集長をはじめとする関係者の皆さんに深くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!

 

追記

 オールナイトの感想というか、吉浦監督の作品について思うところを書きました。

「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol.55 吉浦康裕の軌跡」 感想 吉浦監督作品の「他者」 - 宇宙、日本、練馬