身辺の整理をしています。
引っ越しのため、とにかく本を手放さないとどうにもなりません。というわけで、段ボール12箱にとにかく本をつめこみ、わたくしが勝手に贔屓にしている古本屋のおじさんに引き取りにきてもらいました。このおじさんの口車にのせられ、『失われた時を求めて』全巻揃い、ちくま文庫版『柳田国男全集』揃いなどなど、たくさんの古本を家に持ち帰りました。おじさんに会うのはひさしぶりでしたが、完全に『失われた時を求めて』の男として認識されており、おじさんの脳裏にマドレーヌ効果をもたらしえたかもしれません。でもまだまだ本の処分はぜんぜん済んでません。あと何回か、おじさんに来てもらうことになっています。さらば知的好奇心の残骸たち...。さらば国分寺書店のおじさん。
いまのアパートに大学入学のときに越してきて、もう12年住んでいるんですが、整理のために部屋をひっくり返していると懐かしいものが出てくる出てくる。サークルの会誌とか、たぶん引っ越す前には捨てるんだけど、ちょっと踏ん切りがまだつかなかった。大学の授業で使った諸々とか見返すと、なんというか真面目にやっとる感じが伝わってきてびびる。
手放さなきゃいけないのは書籍だけではもちろんなくて、学部生のころAmazonに張り付いて安くなったところを買ったフィギュアも、ちょっと持ってけねえよなあと思ってBOOKOFFに売りました。メルカリのほうが高く売れるんでしょうが、諸々の手間が億劫で...。特に真希波なんかは『シン・エヴァ』効果もあるかもですがBOOKOFFですら買った値段と同じくらいで引き取ってもらったんでビビりました。リボルテックのエヴァとかも結構な値段がついてびっくり。以下、最後に撮った写真です。さらば、すべてのエヴァンゲリオン...(結局式波は改めて出来のよさに心打たれたのでこれだけ取っておくことにしました)。