愛してるぜ、わたくしの東京。
およそ12年にわたって暮らした部屋を引き払い、そして遠くに引っ越しました。その12年をかけてわたくしはわたくしになったのだという実感があり、それはとりわけ6年通った大学によるところが大きいんだけど、ものすごい愛着ある場所だったわけです。普段、愛郷心とか愛校心なんてものをくさしているわたくしですが、やっぱりすきだった。そういう思い出の記録として、以下、思い出の場所の写真を貼っていくわよ。
明るい部屋。
家の近所の市役所。なぜここが思い出スポットかといえば、『劇場版 SHIROBAKO』の冒頭でこの横を武蔵野アニメーションの社用車が通るからなんですね。西武多摩湖線沿いを列車と並走するあのシーンをみたとき、劇場で変な声がでました。
引っ越しの前日、たまたま通りがかったら列車がちょうど走ってきたんですが、うまく撮れんかった~。
『SHIROBAKO』の東京って、わたくしの東京とぼんやり重なるっところがあって、それがこの作品に強い愛着をもつ理由の一つですね。でも結局松亭は行けずじまいに...。まあまた機会もあるでしょう。
あとは『女子高生の無駄づかい』ですね。これも最寄り駅が映っててえらいびっくりしました。
それから『おちこぼれフルーツタルト』
『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』大学...(『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』大学でゎなぃ)
引っ越し前日にぼんやり乗ってたんですが、平日昼間はマジで空気を輸送している感じなんすね。
わたくしが東京出てきてびっくりしたのは、生まれて初めて本物の団地をみたことです。団地、村には存在しなかったので。
これは原武史『滝山コミューン1974』の舞台、滝山団地。でかいです。
小平団地。
近所には暴力みてえなメシを提供するスポットがいくつかあって、こういうとこにはもう行かねえだろうなあと。それはどちらかといえばいいことなんだろうけど...。
国分寺駅近くのだるまやのカツカレー。最高の食べ物。
新小金井街道沿いの俵飯の看板メニュー。なんかわたくしのしらんうちに大食い系YouTuberが結構くるようになったらしい。
一橋学園近くのとんかつ藤ノ木。ここはマジで大好きでした。
あ、めし屋じゃないけど直近でお世話になったのは国分寺近くの古書店、七七舎。ここでちくま文庫版『失われた時を求めて』を揃いで買って、読み進めるたび店主のおじさんに進捗を報告するめんどくせえ客でした。一生ものの思い出です。
古書 七七舎 (@Books77sha) | Twitter
以下、本当に愛着があったが泣く泣く手放したものたち。