野球という競技があり、野球場でみることができる。
10年以上ぶりにプロ野球の試合をみにいきました。わたくし特定のチームを熱心に応援しているわけではないのだけれど、ヤクルトファンの景浦さん、わかってさんと一緒に明治神宮球場に乗り込んだわよ。解体前に一度神宮球場に足を運んでみたいという気持ちがあって、念願かなってよかった。あのベーブ・ルースもプレイした格式と伝統あるスタジアムですからね。
銀杏並木を歩く。
17時過ぎに球場に入る。球場の周りにはビンゴ券の受け取りに長蛇の列ができていて、もう日常が戻りつつあるのを感じさせました。声出し応援も解禁されているしね。
わたくしが何度か足を運んだことのある東京ドームと比べると、収容人数がそうなのであたりまえなんだが、球場としてはミニマルな印象。それでも抜けるような開放感があって、かなり「特別さ」を感じさせる空間でした。明るいうちは新宿あたりのビル群もみえていて、都市の中の異空間という感じがとってもいい。
それと、内野席の位置がかなり低くて（これたぶんそこらの地方自治体がもってる県営球場とかより低いと思う）、グラウンドがかなり近く感じるんですね。
景浦さんの粋な計らいで1塁側ブルペンが近くにみえる席で観戦できたこともあり、その「近さ」はより強烈に感じました。しかしプロ野球のピッチャーというのはとんでもない球を放りますな…という素朴な感動がある。これを打つかね？
東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズ2023年第1回戦は、6対3でヤクルトスワローズの勝利。初回、山田哲人さんのツーベース、村上さんのホームランが飛び出し、いきなり大盛り上がりの東京音頭で元を取った気持ちに。その後、これがホームランになるか！という桑原のホームランも出たりして、いきなりの点の取り合いから「終電までに終わるか？」という不安が高まるも、中盤にはだいぶ落ち着いてきて終わてみれば3時間程度の試合でした。最終回には代打大田の強烈なホームランも飛び出すし、夜の厳しい寒さも忘れさせる、たいへんおもしろいゲームでした。
ヒーローインタビュー。
帰りは国立競技場を冷やかして帰る…
