宇宙、日本、練馬

映画やアニメ、本の感想。ネタバレが含まていることがあります。

2016-01-01から1年間の記事一覧

我々一個の書物――古川日出男『アラビアの夜の種族』感想

古川日出男『アラビアの夜の種族』を読んだので以下に感想。

霧のなかを歩んでゆけ――トマス・ピンチョン『LAヴァイス』感想

トマス・ピンチョン、栩木 玲子・佐藤 良明訳 『LAヴァイス』(原題:Inherent Vice)を読んでいました。映画版をみてあらすじを知っていたからというのももちろんあるんでしょうが、いやそれだけではないとも思いますが、『重力の虹』と比べるとえらい読みや…

恋とフィクション――『中二病でも恋がしたい!』感想

Amazonプライムビデオで『中二病でも恋がしたい!』をみたので感想というか思ったことを書き留めておきます。

自由に目が眩む――トマス・ピンチョン『重力の虹』感想

トマス・ピンチョン、佐藤良明訳『重力の虹』を5月末からちまちまと読み進めていて、ようやく最後まで頁を繰りました。なんというか、「読んだという実績を解除するためだけに読んだ」感は拭いきれなくて、自分の俗物根性にとてもあれな気分になってくるので…

寂れた場所とほのかな救い――『海よりもまだ深く』感想

公開からだいぶ経ってますが『海よりもまだ深く』をみました。映画館で樹木希林と同世代っぽいおじいちゃんおばあちゃんと一緒に笑って泣いてみたいな感じで非常に新鮮だったんですが、それ以上に心に響きました。強く強く勧めてくれたエルロイ&ブルー@ellro…

地獄への道を善意で舗装――『ズートピア』感想

『ズートピア』を2D吹き替え版でみました。ファミリーがいっぱいな時間帯にファミリーがいっぱい見に来る映画をみたのはひっさしぶりという感じで、なんだか新鮮でした。以下感想。

鎌倉と日常――『海街diary』感想

『海よりもまだ深く』をみる前に見ておこうと思っていた『海街diary』をようやく視聴。是枝監督の映画ってこれまで敬して遠ざけてきたんですが、これは映画館でみたかったやつでした。以下適当に感想。

地獄甲子園――『デッドプール』感想

『デッドプール』を2D吹き替え版でみました。とにかく楽しかったです。以下感想。

2016年5月に読んだ本と近況

5月は全体的にあんまり元気じゃなかったんですが、なんとかやっています。 先月のはこちら。 2016年4月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬

ノスタルジー・オーバードーズ――『ALWAYS 三丁目の夕日』・『ALWAYS 続・三丁目の夕日』感想

『コンレボ』みて以来高度成長期熱が自分のなかで高まっていて(『LAST SONG』はまだ全然視聴できてないんですが...)、その流れで『ALWAYS 三丁目の夕日』・『ALWAYS 続・三丁目の夕日』をみました。Huluの配信期限も近かったので。以下適当に感想。

吉見俊哉『ポスト戦後社会』メモ

吉見俊哉『ポスト戦後社会』を再読したのでメモ。

吉川洋『高度成長 日本を変えた6000日』メモ

吉川洋『高度成長 日本を変えた6000日』がえらい勉強になったのでメモ。

『FISHMANS 男達の別れ 98.12.28@赤坂BLITZ』爆音上映@渋谷CLUB QUATTROに行ったよ

先週5月8日に渋谷CLUB QUATTROにて行われた『FISHMANS 男達の別れ 98.12.28@赤坂BLITZ』爆音上映に行きました。最高で最高でした。一応感想を。

建築をつくるのは誰?――平松剛『光の教会―安藤忠雄の現場』感想

平松剛『光の教会―安藤忠雄の現場』を読んだので適当に感想を。

残念な僕らはいつもまちがう――アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』感想

ここ2週間くらいかけて、Amazonプライムビデオでアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』をみていました。Twitterで熱心なファンのみなさまの呟きを目にする機会が多くて興味あったんですが、こういう感じで配信とかされると気軽にみれられるの…

離れていても――『ちはやふる 下の句』感想

『ちはやふる 下の句』をみました。体調が芳しくなく。クライマックスの山場が終わったところで一時席を立ってしまって、無念。そんな感じなので感想書くのもあれなんですが、以下感想。

2016年4月に読んだ本と近況

えー、元気です。元気。 先月のはこちら。 2016年3月に読んだ本 - 宇宙、日本、練馬

最弱にして最強の敵――『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』感想

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を2D字幕版でみました。以下感想。ネタバレが含まれます。

彼女を知る、私も変わる――『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』感想

『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』をみに行きました。劇場の大音響で再び青春にノックアウトされる機会を得ることができ、大変よかったです。以下感想。

呼吸を止めるな――『レヴェナント:蘇えりし者』感想

『レヴェナント:蘇えりし者』をIMAX字幕版でみました。IMAXの威力を堪能しました。非常によかった。

超人とアメリカの影――『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』感想

『超人幻想 神化三十六年』を読んだ勢いで『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』1期を一気にみました。非常に楽しかった。これで2期はリアルタイム気味に追っかけられるし俄然楽しみです。以下適当に感想を。

正義はつねに遅すぎる――『スポットライト 世紀のスクープ』感想

『スポットライト 世紀のスクープ』をみました。アカデミー賞作品賞を受賞するまでどんな映画なのかすら知らなかったのですが、受賞したわけだし見に行こうと。ミーハー。以下適当に感想。

〈超人〉はそこにいる――會川昇『超人幻想 神化三十六年』感想

読みたい読みたいと思っていた會川昇『超人幻想 神化三十六年』をようやく読みました。いつの間にやら『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』は二期がはじまってるし世界のスピード速すぎる。以下感想。

彼女の強さと弱さ――米澤穂信「いまさら翼といわれても」感想

『小説 野性時代』146-7号掲載、現時点での〈古典部〉シリーズ最新作「いまさら翼といわれても」を読みました。これまで雑誌掲載された短編は未読だし、単行本まで待とうかなーと思っていたのですが、魔がさして図書館で手に取ってしまいまして、いやー、非…

虚無/信頼――冲方丁『マルドゥック・ヴェロシティ』感想

冲方丁『マルドゥック・ヴェロシティ』を読みました。『マルドゥック・アノニマス』はこれで文庫を追っていけそうな感じがして非常に楽しみです。以下で適当に感想を。

2016年3月に読んだ本

新年度もぼちぼちやっていきましょう。 先月のはこちら。 2016年2月に読んだ本 - 宇宙、日本、練馬

神殺しと正義の夜明け――『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』感想

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(原題:Batman v Superman: Dawn of Justice)を3D吹き替え版でみました。あれ?と思う部分がなかったわけじゃないですが、そんなことはどうでもいいくらいにおもしろかったです。以下適当に感想。ネタバ…

弱さの力――『ちはやふる 上の句』感想

『ちはやふる 上の句』みました。原作未読、アニメ未見の状態でみにいったのですが、いやーまったく問題なく楽しめました。以下適当に感想。

そして歴史は繰り返す――『マネー・ショート 華麗なる大逆転』感想

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(原題:The Big Short)をみました。以下適当に感想。

京都にいったよ 2016春編

京都に行きました。安心と安全の18きっぷ。以下適当に写真を貼っときます。